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国立科学博物館で開催されている「恐竜博２００５」に行ってきました。

この恐竜博の最大の目玉は、なんといってもティラノサウルス“SUE（スー）”の全身複製骨格です。

全長12.8ｍ、世界最大のティラノサウルス“SUE（スー）”は、史上最大級の肉食恐竜ティラノサウルス

の中でも最大で、最も完全な個体です。９割以上の骨が発見された希少性の高さから、オークション

で約10億円で落札され、一躍有名になりました。所蔵先のアメリカ・フィールド博物館から「門外不出」

だった実物化石の一部も、初めて館外に貸し出され、公開されています。

世界初、日本初の骨格標本や化石も展示されていました。

「恐竜博２００５」の展示品は世界初、日本初というものが多く、また、恐竜は絶滅せずに鳥へと進化し、

現代にもつながっているという説を全身骨格や化石によって、最古の恐竜から現代の鳥までの進化の

過程の解説されており興味深く見学させていただきました。

ただ、国立科学博物館自体の常設展が非常に充実しているだけに今回の恐竜展のコストパフォーマ

ンス（入場料に対する展示品のボリューム）には、疑問が残ってしまうようなしまわないような。

“SUE（スー）”の希少価値が高いので仕方がないところかもしれません。

何はともあれ“SUE（スー）”は間違いなく迫力、存在感ともに今まで見たどの骨格資料よりもずば抜け

ていました。

“SUE（スー）”を所蔵するフィールド博物館が公認し、造形制作会社の海洋堂

が制作する恐竜博の公式"スー"フィギュアが会場のみで発売されています。

全長は約14cmで復元モデルと骨格モデルの2タイプがあります。

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