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国立西洋美術館は上野公園内にある西洋の美術作品を専門とする美術館です。

1959年に、フランス政府より松方幸次郎のコレクションが返還されたことをきっかけに設立されました。

館内にはルネサンス期より20世紀初頭までのフランス絵画・彫刻作品が常設展示されています。

「悲しみの聖母」　1650年頃／ドルチ、カルロ

「最後の晩餐」／マールテン・ド・フォス

「最後の審判」　1595-96年頃／バッサーノ、レアンドロ

左上　：　「マリ=アンリエット=ベルトレ・ド・プルヌフ夫人の肖像」　1739年／ジャン=マルク・ナティエ

右上　：　「哲学者クラテース」　1636年／リベーラ、フセーペ・デ

左下　：　「城の見える風景」　15世紀末-16世紀初頭／モンターニャ、バルトロメオ（に帰属）

右下　：　「帽子の女」　1891年／ルノワール、ピエール＝オーギュスト

「考える人」　1880年／オーギュスト・ロダン

「舟遊び」1887年／ クロード・モネ　1840年（パリ）−1926年（ジヴェルニー）

モネといえば風景画家というイメージがあるが、戸外の明るい日差しの中にいる女性の姿も、彼が好

んだ主題の一つだった。ここに描かれているのは、モネの二度目の妻となったアリス・オシュデの娘

たちである。1883年、彼はアリスとその子供たちとともにジヴェルニーに移り住み、セーヌ河の支流

エプト川に小舟を浮かべて遊ぶ一家の姿をいく度となく描いた。

その年々に収蔵した美術品も随時展示されています。

前庭にはオーギュスト・ロダンの大作である「地獄の門」1880-1917が展示されています。

また、阪神淡路大震災の教訓から、将来想定される巨大地震に対応できる免震装置を付加し、彫刻

本体に新しい補強や表面保護の処置がなされています。

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